BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の藤原基央さんがいつも身に着けているシルバーアクセサリーのブランドをご紹介します。
ファッションにこだわりを持っていますがなぜアクセサリーだけずっと同じものを使ってるのか気になり考えてみました。
藤原基央が身につけるアクセサリーのブランド
SERGE THORAVAL/セルジュトラヴァルのネックレス
プラトンの言葉が刻印されたネックレス
藤原基央が身に付けているネックレス
※現在は身につけていません
藤原基央がいつも身につけているネックレスは「SERGE THORAVAL」(セルジュトラヴァル)というブランドのものです。円柱の形をしたこのペンダントは、自分自身を照らし出す灯りを放つ小さな灯台を象徴しています。
「魂と向き合う、お守りのようなネックレス」というキャッチコピーを掲げ、ネックレスには哲学者プラトンの言葉が刻印されています。
“魂もまた自分を識りたいのであれば 魂と向き合わなければならないであろう(人間もまた同じである)”
プラトン
出典:SERGE THORAVAL
ネックレスを購入した理由
一時、メンバーやスタッフがシルバーアクセサリーを付けているのを見て羨ましくなって、ネックレスと指輪を自分で購入したそうです。
男物のアクセサリーは細身の藤原さんにとって大きいものしかなく、女性もののセルジュトラヴァルのネックレスと指輪に決めたそうです。男物より安上がりでいい買い物ができたと話しています。(セルジュは男性でも付けてる方がたくさんいます)
SERGE THORAVAL/セルジュトラヴァルの指輪
接吻という名を持つ7連リング
藤原基央が身につけている7連リング
※現在はつけていません
指輪も同じく「セルジュトラヴァル」のものです。「Un Baiser(アン・べゼ)」という名前で、別名「接吻リング」と呼ばれるこの7連リングもセルジュの名作かつ定番商品です。
指輪には、エドモンド・ロスタンド作『シラノ・ド・ベルジュラック』の一節が刻まれています。
あらゆる点から考えて接吻とは何だろう
少し近いところでする誓い
より確かな約束
互いに確かめ合う告白
愛する”という言葉をあらゆる細かいニュアンスで表現するバラ色の瞬間(とき)
それは 耳に語りかける代わりに口元に語りかける秘密
それは 蜂の羽音を彷彿とさせる不断の瞬間(とき)
それは 花の味のする一致
それは 少し吐息をつき少し互いの想いが一致する方法
死と隣り合わせで・・・『シラノ・ド・ベルジュラック』の一節
出典:SERGE THORAVAL
普段、あまり深く考えないキスという行為の意味について書かれた詩ですが、これも藤君の綴る歌詞に通じるところがありますね。
藤原基央の考え方と重なる部分
藤原基央の綴る歌詞で伝えたいことはありきたりなことなんでしょうけど、誰も考えようとしてないことを彼なりの考えで掘り下げて説明してるところもセルジュの選んだ詩と一致してますね。
こうしてみるとセルジュのアクセは藤原基央が身に着けるべくして身に着けているようなそんな感覚さえある。ユニセックスなのでバンプファンならず自分の心惹かれるアクセサリーやメッセージがあればぜひ購入してみてください。
セルジュトラヴァル渋谷店
セルジュトラヴァル渋谷店はこじんまりした店ですが、雰囲気が良く店員さんも感じが良いので入りやすかったです。
アクセの洗浄や刻印が薄くなったものに塗料を入れることもやってくれるみたいです。
セルジュトラヴァル渋谷店
藤原基央のブレスレットのブランド
BILL WALL LEATHER(ビルウォールレザー)ブレスレット
藤原基央が身につけるブレスレット
※現在は着用されていません
少々ゴツイ感じで藤くんのイメージと合わない気がしますが、またそのギャップがいいんですよね。普段からずっとつけてるらしく私服はもちろんのことライブや衣装を着るときも外さず身に着けています。
値段はなんと約¥520000!!これはなかなか手が出せないですね・・・それに藤君と同じブレスレットは今は生産してないみたいです。
スタッフからプレゼントされたもの
先ほどのFujiki第45回によると、スタッフ(おそらくプロデューサー)からプレゼントされたものみたいです。
コラム内で「ブレスレットはずっと外さないと思う」と答えていたにも関わらず現在着用していませんが失くしたのかな?もしくは新しくつけているバングルも同じ人から貰ったものかも。
ビルウォールレザーの特徴
このビルウォールレザーの特徴として、主流のワックスでの原型製作を使わずに金属に直接加工を施しています。
この製造方法を取り入れているシルバー職人は世界で非常に少ないらしいです。また、デザイナーであるビルウォールのシルバー職人としてのこだわりで「全ての製品の品質は絶対に落としたくない」こういった職人魂でデザインから完成まで徹底した品質管理がされているそうです。
藤くんも似たこと言ってましたね、「全ての制作活動に一切の手抜きをしない」。
アーティストはある境地までいくとみんな同じ精神の域に達するのかもしれませんね。
ビルウォールレザー(BWL)作品を取り扱っている唯一の日本語サイトです。ビルウォールは作品作りの全ての工程を自分でこなす…
シッピークレイジーホース
画像:★★Sakkun★★ (@ComB12o20c)
藤原さんがビルウォールレザーを着用しなくなってからは、「シッピークレイジーホース」というブランドのバングルを着用しています。(Twitterの情報なのでこのブランドである保証はありません)
シッピークレイジーホースとはコチティプエプロ族の酋長を務めるシッピークレイジーホース氏が手掛けるアクセサリーブランドです。
民族系のデザインが主で、アクセサリーに刻印される“4本ライン”や“クロス”にはコチティプエプロ部族の信仰にまつわる、東西南北や四季、「誕生・成長・老い・死」の4つの過程を意味しているようです(出典:RINKAN)
まとめ
藤原さんが肌身離さず着けている理由として、自分の再確認や自己投影するものして身に着けているのではないかなと思いました。
デザイナーのセルジュのアクセサリーに対しての考えで「アクセサリーは身につける人自身がそれに意味を見出すもの」と言っていました。
それが藤原基央の作る音楽作りへの姿勢となっているのではないでしょうか?