BUMP OF CHICKENのライブやツアーで販売されるTシャツは古くはインディーズの頃から存在しています。
この記事ではインディーズ期から現在までの歴代ツアーTシャツを紹介してきたいと思います。中には今では入手困難な激レアなグッズもありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
ネットの情報を元に作成していますので、間違いや気付いた点があればお知らせ頂けると助かります。
- 1 BUMP OF CHICKENの歴代ツアーTシャツまとめ
- 1.1 バンプのグッズのデザインはチャマが担当
- 1.2 インディーズ時代のライブTシャツ
- 1.3 2001年~2002年:蛍光色の強いグラフィックプリントが多い
- 1.4 2003年~2004年:なぜこのデザインになった?
- 1.5 2004年後期:「MY PEGASUS」「PEGASUS YOU」
- 1.6 2006年:「run rabbit run」
- 1.7 2008年「ホームシック衛星」「ホームシップ衛星」
- 1.8 2011~2012年:あの有名キャラとのコラボTシャツも
- 1.9 2013年:ベストアルバム記念ライブやWILLPOLISが始まる
- 1.10 2014年:「WILLPOLIS 2014」デザインのターニングポイント
- 1.11 2015年:「79」をナンバリングしたアイテムが多数登場
- 1.12 2016年:結成20周年記念
- 1.13 STADIUM TOUR 2016 “BFLY”
- 1.14 2017年:PATHFINDER
- 2 まとめ
BUMP OF CHICKENの歴代ツアーTシャツまとめ
バンプのグッズのデザインはチャマが担当
画像:CHAMA_Twitter
始めに予備知識として知っておいてほしいのですが、BUMP OF CHICKENののグッズはほとんどがベースのチャマこと直井由文さんが担当しています。
彼はファッションを始め、写真やマンガ、アニメなどが好きだと公言しており、いわゆるアートと呼ばれる分野に造詣が深いようです。
「グッズは日常でも着用してほしい」という思いから、近年のグッズは普通に街でも着れるようなオシャレでトレンドも取り入れたデザインが多くなっています。
インディーズ時代のライブTシャツ
一人はみんなのためにTシャツ
ちょっとこちらはいつのものか調べても出てきませんでしたが、雰囲気的にインディーズ時代のものかと思われます。
「KISS」や「メタリカ」のような海外のバンドTシャツ風にデザインされています。
他にもまだまだあるインディーズ時代のTシャツ
他にもいろいろインディーズ時代のものが出てきました。女性のキャラクターに名前があるのかは不明ですが、とても個性的なデザインです。
2001年~2002年:蛍光色の強いグラフィックプリントが多い
スターポーキンツアーズ2001
今の若い人が見たら「え?」って思うようなデザインですが、当時はほんとに蛍光色プリントが流行っていたんです。
ある意味、時代の最先端を行くデザインのTシャツかもしれません。
SURF PORKINツアーTシャツ
画像;駿河屋
こちらもやはり流行りの蛍光色を使っています。「サーフポーキン」にちなんで、サーフィンをする人がプリントされています。
POKISTA 21ツアーTシャツ
LOVE&PORKINツアーTシャツ
蛍光色が強いグラフィックTシャツですが、当時のストリート系ファッションではこういう蛍光色を使ったTシャツ流行っていました。
チャマはツアーの空き時間を使って、訪れた都市の服屋を巡る程ファッション好きですので、このTシャツは時代性を取り入れたデザインと言えるかもしれません。
升秀夫バースデーTシャツ(バットマン)
升秀夫の誕生日とちょうど重なった2002年8月10日の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2002」で“HIDEO”とプリントされたバースデーTシャツが限定販売されました。
バットマン風のロゴに“HIDEO”という文字を納めていて、ここ数年の中でも傑作とも言えるかなりカッコいいデザインです。
2003年~2004年:なぜこのデザインになった?
NINJA PORKINGツアーTシャツ
デカデカと忍者と月?がプリントされた、かなり衝撃的なデザインのツアーTシャツ。なんか外人がおみやげで買っていきそうなTシャツです(笑)
敢えてダサいとは言いません・・・
佐倉フリーライブ限定Tシャツ
忍者Tシャツとは違う衝撃。カッコいいんだけど、バンプらしからぬこのV系バンドが使うようなフォントはなんだ?
思い返せば、2004年のユグドラシルのインタビューが載った雑誌でも、このV系のようなフォントが使われていました。自分達をどうブランディングするのか迷走していたのかもしれません。
2004年後期:「MY PEGASUS」「PEGASUS YOU」
MY PEGASUSツターTシャツ
カレッジロゴ風のペガサスの周りを文字で囲ったデザインのツアーTシャツ。定番なデザインなので、時代を選ばず着用できそうです。
PEGASUS YOU
「MY PEGASUS」のツアーファイナル「PEGASUS YOU」限定Tシャツ。シンプルゆえにペガサスのプリントが際立つデザインです。この配色はどことなくエヴァっぽさを感じます(笑)
2006年:「run rabbit run」
run rabbit runツアーTシャツ
少年がウサギを捕まえようとする様子が描かれたツアーTシャツ。なんでも「run rabbit run」とはウサギ本来の走るという能力を100%発揮してほしいという意味が込められていると聞いたことがあります。
2008年「ホームシック衛星」「ホームシップ衛星」
ホームシック衛星
人工衛星と家がとプリントされたツアーTシャツ。アルバム『orbital period』を象徴する楽曲である「voyager/flyby」に登場する人工衛星が、地球を恋しく思っている様子を表していると思われます。
ホームシップ衛星
「ホームシック衛星」とは逆に、人工衛星と家が一緒に地球から遠ざかっている様子がプリントされています。なんとなくメッセージ性を込めたアート作品のようにも見えます。
藤原基央Birthday Tシャツ
「ホームシップ衛星」2008年4月12日の新潟公演、この日は藤原基央が29歳になる誕生日で、それを祝した「藤原基央 Birthday Tシャツ」が限定販売されました。
Tシャツにプリントされた写真は、音楽雑誌「ROCKIN`ON JAPAN」2006年10月号に記載された写真が使用されています。
2011~2012年:あの有名キャラとのコラボTシャツも
GOOD GLIDER ツアーTシャツ
画像:駿河屋
約3年半ぶりに2011年から2012年にかけて行われたライブハウスツアー「GOOD GLIDER TOUR」のツアーTシャツ。デザインはおそらく「beautiful glider」に登場する人物がモチーフとなっていると思われます。
GOLD GLIDERツアーTシャツ
2012年に行われた「GOLD GLIDER TOUR」のツアーTシャツです。『COSMONAUT』に収録の「beatiful glider」からインスパイアされたと思われる、ハンググライダーで飛ぶ人がプリントされています。
稲妻のマークは、おそらく同曲の歌詞にある《雨雲の中》にいることを表していると思います。このイナヅママークを見て昔の“UNDERCOVER”を思い浮かべるのは私だけだろうか(笑)
ファイナルファンタジー×BUMP OF CHICKENコラボTシャツ
スーパーファミコン時代のファイナルファンタジー(略称:FF)のように、メンバーとニコルをドット絵にしたものがプリントされたTシャツとピンバッチのセット。
2011年にバンプは楽曲「ゼロ」でFFとコラボし、CDのジャケットには同様のドット絵のメンバーが描かれていました。
コレクションとしても持っておきたい1枚です。
BUMP OF CHICKENの名曲の一つである「ゼロ」はゲームソフト「ファイナルファンタジー零式」(FF零式)の主題歌として書き下ろされた曲です。ファミコン世代であるバンプは幼い頃からFF(ファイナルファンタジー)をプレイしていて[…]
スティッチ×BUMP OF CHICKENコラボTシャツ
なんとディズニーの人気キャラクター“スティッチ”と“BUMP OF CHICKEN”がコラボしたTシャツが発売されました!にわかには信じられない話ですが、スティッチが持っているギターは藤原基央の愛器“Gibson レスポールスペシャル”です。
かわいい!おしゃれ!めっちゃほしい!
背面には“BUMP OF CHICKEN”としっかりプリントされています。コラボに至った経緯はわかりませんが、藤原さんがスティッチが好きという話を聞いたことがあります。
2013年:ベストアルバム記念ライブやWILLPOLISが始まる
サマーキャンプTシャツ
「ROCK IN JAPAN FES 2013」で販売され、その後「ベストアルバム発売記念ライブ」でも販売されました。
“サマーキャンプ”というゆるさがいかにもバンプオブチキンって感じがします。
升秀夫のバースデーTシャツ
「ベストアルバム発売記念ライブ」が行われたQVCマリンフィールドでは、34歳を迎える升秀夫のバースデーTシャツが限定販売されました。
WILLPOLIS ツアーTシャツ
2013年のツアー「WILLPOLIS」のツアーTシャツ。右のハートをあしらったデザインは、ちょっと男性が着るには恥ずかしい。
左の「WILLPOLIS」のロゴだけのものも、どこか野暮ったさがあります(笑)
2014年:「WILLPOLIS 2014」デザインのターニングポイント
WILLPOLIS Tシャツ
画像:EMTG STORE
「WILLPOLIS 2013」と比較してもアーバン感というか圧倒的な垢抜け感があります。チャマの中でデザインの方向性が変わったのか、それとも事務所の意向なのかはわかりませんが、「WILLPOLIS 2014」が何かしらのターニングポイントになったことは間違いないでしょう。
RAY ルーズフィットTシャツ
流行をいち早く取り入れた「ルーズフィットTシャツ」。その名の通り、着丈と身幅が大きく、ダボっとした感じに着ることができます。
個人的に歴代のTシャツの中で一番カッコいいと思います。何よりも“RAY”という言葉自体がおしゃれだし、その存在感を際立たせるシンプルさやフォント選び、まさに完璧なデザインです。
You were here Tシャツ
こちらはWILLPOLIS2014のツアー後に発売されました。“あなたはここに居た”という意味を持つこのTシャツは、楽曲の「You were here」同様に、ライブにいたことを証明する思い出のグッズという意味を込めて作られたものだと思います
BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の楽曲「You were here」(ユーワーヒア)を公式情報やインタビューを元に解説していきます。この記事では楽曲の解説や歌詞の意味、制作背景、MV情報などについてご紹介します。「You […]
2015年:「79」をナンバリングしたアイテムが多数登場
Tee Numbering79
2015年のサマーグッズとして「BUMP OF CHICKEN Special Live 2015」で販売されました。
メンバーの生まれ年である1979年から「79」がバックプリントされたTシャツ。(表面は無地)
ナンバリングTシャツは定番アイテムなので、普段着として家や街でも着たいアイテムです。
2016年:結成20周年記念
20TH ANNIV. TEE
バンド結成20周年を記念したライブ「20」をイメージしたTシャツ。20周年を象徴する「ⅩⅩ」が大きくプリントされた記念品とも言えるライブTシャツです。
同年のサマーグッズとして色違いも2色追加されました。
THE LIVING DEAD TEE
BUMP OF CHICKENの2ndアルバム『THE LIVING DEAD』をコンセプトにした「リヴィングデッドTシャツ」。個人的に好きなデザイン、普通にアートとして飾りたい。
イラストはすしお氏が担当
イラストを担当したのはアニメーターのすしお氏で、チャマの好きなアニメ作品である「エヴァンゲリオン」、「天元突破グレンラガン」「キルラキル」、「プロメア」など多くの作品の原画を手掛けています。
STADIUM TOUR 2016 “BFLY”
BFLY Tour TEE
BFLY Loose Fit TEE
「RAY」Tシャツに引き続き、BFLY版の「ルーズフィットTシャツ」が登場。サイズ感は「RAY」とあまり変わりありません。
BFLY Baseball Shirts
BUMP OF CHICKEN初のベースボールシャツが登場!カラーは「白×赤」と「黒」の2色を展開。
2017年:PATHFINDER
PF Tour TEE
立体的な四角いロゴにツアー名である「PATHFINDER」とその頭文字“P”をあしらったデザイン。
ツアーファイナルでは、同デザインのバックプリントに“FINAL”と大きくプリントしたものが販売されました。なんか既存のものの上から無理矢理プリントした感があります(笑)
PF Big シルエットTシャツ
PATHFINDERで特に人気だったTシャツがこちらの「ビックシルエットTシャツ」。【着丈81cm×身幅71.5cm】と、今までのルーズフィットTよりもさらに大きく、サイズ展開もフリーサイズで男女問わず着用できるのが魅力です。
まとめ
今回はTシャツにフォーカスしましたが、こうして振り返って見ると、バンプのTシャツはトレンドや流行を取り入れたデザインだということがわかります。
チャマはただ服が好きというだけでなく、やはり努力あってこそこういった洗練されたグッズが生まれてくるのだと思います。
今後もどんなグッズが誕生するのか非常に楽しみであります。