BUMP OF CHICKENのライブでは2013年の「ベストアルバム発売記念ライブ」より、“サイロバンド”が初めて導入されました。
この記事では、ザイロバンドとは何なのかということと、過去のザイロバンドおよびPIXMOB(ピクスモブ)を紹介したいと思います。
ライブでは音楽を生で聴くだけでなく、アーティストグッズを手に入れることも楽しみの一つです。グッズはライブの思い出にもなりますし、何よりお祭り感覚や会場との一体感が生まれます。この記事ではBUMP OF CHICKENに焦点を当てて、[…]
BUMP OF CHICKENの過去のザイロバンド・ピクスモブ一覧
そもそもザイロバンドとは何?
BUMP OF CHICKENのザイロバンド
ザイロバンドとは、イギリスのRBconcepts社が開発した光るリストバンドです。専用のパソコンから発信した信号をリストバンド内の受信機がキャッチすることで光るので、様々な光り方で曲に合わせた演出することができます。
光をパソコンで制御している為、ライブ会場から離れると光らなくなります。
・点滅
・フェードイン・フェードアウト
・エリア別点灯
etc.
これにより観客が会場との一体感をより得ることができたり、曲の世界観をより忠実に再現することができます。
出典:ヴァンクール
BUMP OF CHICKENのライブにおけるザイロバンドの役割は、ザイロバンドの光の1個1個の下にはひとりがいるという、“1体1の音楽”という彼らの音楽性とも繋がる演出とも言えます。
また藤原さんは、ライブでのザイロバンドや紙吹雪、花火、ボールなどの演出は、音楽の感動を視覚化したものだと考えています。
ちなみにライブに導入しようと提案したのは、プロデューサーのMOR氏だとのことです。
PIXMOBとザイロバンドの違いは?
BUMP OF CHICKENのPIXMOB
PIXMOB(ピクスモブ)も光り方を赤外線で制御する、ラバー型のリストバンドです。ザイロバンドと仕組みは似ていますが、Komadenという会社がプロデュースした製品になります。
ラバー型で伸縮性があるので、サイズ調節は不要です。しかし、腕が細い方はスカスカで手首に固定できません。
カラーはひとつのみ
PIXMOBにカラーバリエーションはなく、白のみです。しかし、リストバンドの色がなくなったので、より光の色がハッキリして見やすくなりました。
ザイロバンドの時は、自分でリストバンドの色が選べなかったので、好きじゃない色に当たってしまうことがありました。ピクスモブは万人受けする白色に統一してくれたことは非常にありがたいです。
会場外でも光る
ザイロバンドはライブ会場から離れてしまうと光らなくなってしまいますが、PIXMOBは赤外線信号がない所でも振ると光ります。
ピクスモブはザイロバンドの不満点をいろいろ改善してくれた製品と言えますね。電池が切れても、新しいボタン電池2個と交換すればまた光るのもすごく嬉しいポイントです。
電池交換方法は、PIXMOBの裏面のねじを1円玉とかで回して開けて、電池を交換するだけです。
BUMP OF CHICKENのザイロバンドの色・デザイン
QVC&WILLPOLIS 2013のザイロバンド
私が参戦していないライブのことなので間違っていたら申し訳なのですが、おそらく2013年に行われた「ベストアルバム発売記念ライブ@QVCマリンフィールド」と「WILLPOLIS 2013」のザイロバンドのデザインは同じものです。
カラーバリエーションはもしかすると他にもあるかもしれません。
WILLPOLIS 2014のザイロバンド
基本的な形は2013年のものと変わりありませんが、バンド部分の文字がツアー名の「WILLPOLIS 2014」と入っています。
カラーバリエーションは前回のものと種類は同じみたいです。
BUMP OF CHICKENのPIXMOBのデザイン
BFLYのPIXMOB
「STADIUM TOUR 2016“BFLY”」はPIXMOBが導入されました。ちなみに2015年のライブ「BUMP OF CHICKEN Special Live 2015」ではザイロバンドもPIXMOBもありませんでした。
PATHFINDERのPIXMOB
「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」のピクスモブは、ツアーのロゴである立方体をあしらったデザインになっています。
aurora ark(オーロラアーク)のPIXMOB
2019年のツアー「aurora ark」のPIXMOBは、前回までのバンド部分のラバー素材を廃止し、ベルトで調整できるタイプのものに改善されています。
今までのPIXMOBは腕の細い人は手首からずり落ちてしまうという不満があり、グッズのリストバンドの上に着けたりして各々が工夫して着用していましたが、今回はその部分を改善した画期的な仕様になっています。
今後のライブやツアーで新しいものが配られたら、アーカイブとしてこの記事を更新していきたいと思います!