angel fallの楽曲情報と歌詞の意味-ゴスペルと跳ねものをテーマに書いた曲-

BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の楽曲「angel fall」(エンジェルフォール)を公式情報やインタビューを元に解説していきます。この記事では楽曲の基本情報や歌詞の意味の考察、制作背景などについてご紹介します。「angel fall」を聴く際に参考にして下さい。


参考資料

  • MUSICA 2010.09、2011.01
  • bridge 2011.WINTER
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angel fall(エンジェルフォール)の楽曲情報

基本情報

バンプオブチキンのエンジェルフォールの画像

タイトルangel fall(アルバム収録曲)
発売日2010年12月15日
作詞作曲藤原基央
完成時期2009年夏
収録アルバムCOSMONAUT(6th Album)
タイアップなし

BUMP OF CHICKENの「angel fall」(エンジェルフォール)はアルバム『COSMONAUT』に収録されている楽曲です。

タイトルはギアナ高地にある世界最大級の滝「エンジェルフォール」から取ったもの。

アルバム『COSMONAUT』楽曲一覧へ

制作背景

「ゴスペル書いて」と言われて書いた曲

2009年の6月から藤原はプロデューサーに誘われ、作曲の拠点を自宅からスタジオに移しました。

当時の藤原はスランプだったこともあり、スタジオに入るようになってからはプロデューサーがお題を出して、藤原がそれをテーマに曲を書くというスタイルで何曲か作曲しました。

そこでプロデューサーから「ゴスペルを書いてよ」というリクエストを受けて制作されたのが「angel fall」でした。

プロデューサーのお題を元に書いた曲(COSMONAUT期)
楽曲お題
宇宙飛行士への手紙四つ打ちの曲
Merry Christmasクリスマスソング
pinkie桜の唄
分別奮闘記シングル曲 ※シングル化せず
R.I.P.シングル曲
(please)forgiveジャカジャンって曲書いて

跳ねものとゴスペルをテーマに作曲

プロデューサーから「ゴスペル」というお題を貰いましたが、藤原はもともと「跳ねもの」をやりたいと思っていたので、組み合わせて跳ねものでゴスペルをやることにしました。

俺は俺で、跳ねものがやりたいと思ってたんだよね、たしか。じゃあ跳ねものでゴスペルやりゃいいか、みたいな

藤原基央
出典:MUSICA 2011.01

MUSICA2010年9月号では違う発言をしている

上の情報はMUSICA2011年1月号のものですが、MUSICA2010年9月号では、藤原がゴスペルをやりたがっていて、プロデューサーが跳ねたゴスペルというお題を出したと発言しています。

おそらくこちらのインタビューの方が制作時期に近いので正しいと思われます。

ゴスペルみたいな曲を書きたいなって思ったら、プロデューサーが跳ねたゴスペルが聴きたいって話してくれて、イメージが偶然合わさったんだよね

藤原基央
出典:MUSICA 2010.09

レコーディング

打ち込みを拒む升秀夫の意地

「angel fall」のドラムはもともと「打ち込みじゃないとノリが出ない」という理由で、打ち込みにする方向でした。しかし升は「せめて、自分のドラムの音をサンプリングしたものを使いたい」といい、理想の音で叩けるように何回も練習をしました。

かなりストイックに曲と向き合っていますが、生の音を入れたいというドラマーとしての意地があったようです。

最低限このバンドのドラマーとしてってことだけは、意地張りたい部分はあって

升秀夫
出典:MUSICA 2010.09

食事を断り、藤原に怒られる升

以上のことからも、升は非常にストイックで努力家であることがわかりますが、練習に打ち込むあまりメンバーとの食事を断り、ポンツカ内で藤原から怒られる時がありました。

藤原は練習も大事だけど、一緒に食事をすることで演奏を深められると話しています。



angel fallの歌詞の意味

タイトルの意味

世界遺産「エンジェルフォール」に由来するタイトル

出典:Traveler Corner

「angel fall」というタイトルは、南アフリカ大陸のギアナ高地にある世界最大級の滝「エンジェルフォール」から付けられました。

エンジェルフォールは藤原が大好きな滝で、タイトルは曲の完成後にパッと思い付いたものでした。滝に限らず「デカすぎるもの」が好きだと話しています。

デカすぎるものが好きな理由

藤原は「デカすぎるものが好き」な理由について、大きすぎて把握できないからこその怖さと神々しさがあると話しています。

同じ理由で木星や宇宙も好きみたいです。



歌詞の内容

象徴的な言葉が並ぶ歌詞

全ての命を祝福するような讃美歌のような雰囲気があり、抽象的な表現や、《小鳥》《星》など何かを象徴するような言葉が多く使われています。

藤原は「説明できない最先端の歌詞」と話すほどで、聴いた人に想像してほしいようです。おそらく「angel fall」という壮大な滝の名前をタイトルにしたのは、それだけ抽象度の高い、壮大なスケールを持った曲だからだと思います。

angel fallで伝えたいこと

言葉より声を、心の言葉を

言葉より声を 声より唄を 唄から心を 心の言葉を

「angel fall」/BUMP OF CHICKEN

何度も繰り返されるこのフレーズが曲の核になっていると思われます。

言葉の中には、状況によって悪い意味で捉えられている単語があります。例えば、「下」という言葉を「格下」とか「成績が下」とマイナスに捉える場合がありますが、「下」という言葉自体に良いも悪いもなく、それをマイナスに響かせているのは状況です。

言葉そのものはある状況を表すために生まれたもので、色があるのはその状況のほうなんだよ。言葉自体は使い方次第ですから

藤原基央
出典:MUSICA 2011.01

「angel fall」で伝えたいことは、人から白黒判断される前の、純粋な心の言葉のことです。それゆえにこの歌詞は曖昧な表現が多く、聴き手の感じるように解釈してほしいという想いが込められていると思います。



angel fallのライブ情報

ライブでの演奏

初披露日時2011年12月06日
初披露ライブGOOD GLIDER TOUR@SHIBUYA-AX (東京都)
演奏頻度
演奏されたライブ/ツアーGOOD GLIDER TOUR 2011-2012
GOLD GLIDER TOUR 2012

ライブ映像が収録されている作品

現在、「angel fall」が収録されている作品はありません。

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