pinkie(ピンキー)の楽曲情報と歌詞の意味-BUMP OF CHICKENの曲-

BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の楽曲「pinkie」(ピンキー)を公式情報やインタビューを元に解説していきます。この記事では楽曲の解説や歌詞の意味、制作背景、MV情報などについてご紹介します。「pinkie」を聴く際に参考にして下さい

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pinkieの楽曲情報

タイトルpinkie(カップリング曲)
A面HAPPY
発売日2010年4月14日
作詞作曲藤原基央
完成時期
収録アルバム
タイアップフジテレビ系ドキュメンタリー番組「1924」エンディング曲

BUMP OF CHICKENの「pinkie」(ピンキー)はバンプのシングル曲「HAPPY」のカップリングに収録されている楽曲です。

制作背景

桜をテーマに書いた曲

「pinkie」は「HAPPY」をシングルにする際にプロデューサーから「カップリングに桜がテーマの曲を書いてほしい」と頼まれたことがきっかけで制作されました。

ちなみにこの当時、プロデューサーから「クリスマスソングを書いてくれ」と頼まれています。

「クリスマスソングと桜の曲だけは、俺は一生書かないだろうな」と思っていたんですけど、この短い期間で両方体験してしまったという

藤原基央
ナタリーより引用

桜ソングだが、観念的な意味での桜

この曲は現状でバンプ唯一の桜がテーマの楽曲です。しかしながら歌詞には「桜」という言葉は歌詞中で一回のみしか使われておらず、しかも比喩的な意味での桜でした。

インタビューで藤原基央は「観念的な意味での桜」と発言しており、興味を持ってくれたら歌詞についていろいろ思い巡らせてみてほしいと言っていました。

「絵の具の色が混ざった境目のような歌詞」とも語っていて、どの色なのかわからなく色が変わる境目のような歌詞だそうです。



pinkieの歌詞の意味

タイトルの意味

pinkieは“桜の色”と“小指”の2つの意味が込められたタイトル

【pinkie】・・・日本語訳で「小指」という意味です。また単語のスペルに「pink」と入っていることから“桜の色”という意味を掛けています。

小指には“指切り”という言葉があるように、「約束」をイメージさせる単語です。英語では「pinky swear」という使い方で“指切りの約束”という意味があります。歌詞中にも約束という言葉が出てきます。

「卒業」とは関係がない

一般的な桜ソングは卒業がテーマですが、「pinkie」は卒業とは全く関係ないところにあると発言しています。しかしこれは紛れもなく「桜の唄」だそうです。

歌詞の内容

私が曲からイメージした桜は花見のように沢山の桜の木が立ち並ぶ様子ではなく、一本の桜の木が誰にも知られないような場所で咲き誇っているようなそんな風景でした。

画像:MAG2NEWSより引用

歌詞については「存在の証明」と感じたのが第一印象でした。

他人のマネをしたり、なりたい自分に変われずに、自分の色が何色にも定まらずに揺れ動いているような様子。

そんな自分とは対照的に迷いもなく咲いては散るを繰り返し、綺麗なピンク色に染まる桜のようになれることを夢見ている感じがしました。

桜のように咲き誇りたいと「夢見ること」と「寝て見る夢」

滲んでも消えない ひとり見た桜 眠りの入り口で 手を繋いで見てる

「pinkie」/BUMP OF CHICKEN

夢は眠りの浅い時に見ます。なので眠りの入り口とは夢のことで、寝てる間に見る夢と自分の(将来の)夢を掛けて表現しているのだと思います。

《ひとり見た桜》と言っているのに、なぜか誰かと手を繋いでいます。

これは「寝ている間に見る夢」「自分の(将来の)夢」という意味を“重ねている”=“手を繋ぐ”と表現した藤原基央の文学的手法です。ほんとに天才過ぎます。



観念的な桜とはどういうものなのか?

【観念的】・・・具体的事実に基づかず、頭の中だけで考えるさま

辞書によると、こういう意味ですが、つまり藤原基央が思い描く桜というわけです。もう少し掘り下げると藤原が桜をどういう存在だと考えているかですね。

以下に歌詞の内容と桜の共通点をまとめました。

①桜は誰の為でもなく咲き誇る→あなたの為とは言えないけど
②桜は散ると新しい芽が出る→終わりにしたら始まる
③桜の花びらはピンク色に染まる→歌詞の主人公は自分の色を隠して生きている
【藤原の考える桜①】誰の為でもなく咲き誇る

あなたのためとは言えないけど あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい

「pinkie」/BUMP OF CHICKEN

桜が誰のかのためではなくとも、見事に綺麗な花を咲かせる様子を彷彿させる歌詞です。私は最初にこの曲の印象を「存在の証明」と書きましたが、それもこのフレーズからきています。

どれだけ綺麗な花を咲かせようと、誰かに見てもらわなければそれは存在したことにはならない。

【藤原の考える桜②】桜は散ると再びまた咲く

桜は春になると花を咲かせ、数週間で散ってしまいます。そして1年後に再び花を咲かせます。

この様子から《終わりにしたら始まって》というフレーズが生まれてきたのだと思います。

【藤原の考える桜③】桜の花びらはピンク色に染まる

桜の花は綺麗なピンク色に染まります。つまりそれは桜の個性でありアイデンティティーです。それに対し、物語の主人公は自分の本音(アイデンティティー)を隠して生きている様子が描かれています。

pinkieで伝えたいこと

藤原基央の音楽に対する気持ちそのもの

「pinkie」のテーマは「存在の証明」であり、藤原基央の音楽に対する気持ちそのものを表しています。

音楽は誰かが聴いてくれなければ存在の意義がなくなってしまいます。だから“あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい”という気持ちに辿り着いたのでしょう。

未来の自分との約束

未来のあなたが笑ってないなら 歌いかける今に気付いて欲しい
未来の私を思い出せたら あなたとの今を忘れなくていい

「pinkie」/BUMP OF CHICKEN

この曲の着地点はここになります。

「未来の私=自分の夢」と捉えればわかりやすいと思います。自分の夢を思い出せたなら、その夢といっしょにいる今を忘れなくていい。

その未来を夢見る心が、今の自分を作り上げている。

「pinkie」とは、桜のように自分らしく咲き誇るという“未来の自分との約束”なのではないでしょうか?



pinkieのライブ情報

ライブでの演奏

初披露日時初披露ライブ演奏頻度
2017年9月16日PATHFINDER@@幕張メッセ 国際展示場 1~3ホール (千葉県)

ライブ映像が収録されている作品

収録作品備考

PATHFINDER
本編8曲目に収録。

PATHFINDER LIVE AT STUDIO COAST
PATHFINDERツアーファイナル限定グッズとして販売。

PATHFINDERで初披露

ハンドマイクで「pinkie」を歌う藤原基央/出典:bumpofchicken.com

ライブで初演奏されたのはリリースから7年後の「TOUR 2017-2018 PATHFINDER」でした。カップリングというポジションながら、ツアーでは固定セトリとして組み込まれ、披露された時にはハンドマイクで歌い、観客の多くが驚きました。

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