魂って何なんだろう?
見えないものだし信じていないという人もいるかもしれません。NHKで放送されたSONGSで藤原基央さんが自身が綴る歌詞についてこう話していました。
藤原「知ってる気持ちと経験したことのあることしか書けないですね」
この発言を踏まえると藤原さんは魂の存在を経験あるいは知っているということになる。
魂という言葉が歌詞中に出てくる楽曲は
sailing day、グッドラック、Butterfly等あるがその他の楽曲にも魂を彷彿させる詩が多い。
魂という言葉を調べると
生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた 個人の肉体や精神をつかさどる人格的存在
ここからは私の見解ですが漢字の成り立ちを見ると
「云」→言う、言葉
「鬼」→姿の見えないもの、この世ならざるもの
鬼という意味は角の生えた赤鬼、青鬼とかではなく元は幽霊とか目に見えないもの、人知を超えたものだそうです。
この二文字の意味を繋げると『目に見えない言葉』という意味にならないだろうか。
バンプの詩を見ていると
・話したいことは山程あるけどなかなか言葉になっちゃくれないよ ベル
・言えないままの痛みがそっと寄り添って歌う 虹を待つ人
・上手に話して知ってほしいから 何て言えばいい 何もわからない 魔法の料理
・言葉は上手に使ったら気持ちの側まで近づけるけれど 同じものはなれない アリア
このように何かを伝えようとしているがうまくできないといった歌詞が多く出てきます。
その伝えようとしている“何か”が魂ということにならないでしょうか。自分の本質的なこと、魂を表現するツールとして言葉を使う。
藤原さんが言葉に対して高い意識を持って歌詞に使っているのもこの為であると思います。
またスピリチュアル的には魂は光です。
べつな機会にその説明はしますがバンプの歌詞中には光もたくさんでてきます。
おそらくそれも藤原さんが知っていることで意図的に使っていると思います。