米津玄師(よねづけんし)さんはバンプに影響を受けたアーティストの一人です。
藤原基央さんに雰囲気が似ていますよね。
元々は「ハチ」という別名で初音ミクなどのボーカロイドで楽曲制作をしていて、2013年に本名でメジャーデビューしました。
彼の知名度は日を増すごとに上がっていき、2017年の映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』の主題歌「打上花火」でタイアップしたことによりその名は多くの人に広まりました。
それでは米津玄師とはどういう人物なのか紹介したいと思います。
米津玄師のプロフィール
生年月日 | 1991年3月10日 |
血液型 | O型 |
身長 | 188㎝ |
所属レーベル | ソニーミュージックレコーズ |
188㎝と高身長に加えて雰囲気もバンプの藤原基央にとても似ています。
自身の音楽に影響を受けたアーティストとしてBUMP OF CHICKEN、RADWIMPS、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを公言していてライブにも参戦するくらいファンだそうです。
小学校の頃にFLASHアニメという2ちゃんねる発祥の動画でバンプと出会い、映像的な音楽という物語形式の歌詞に惹かれたと発言しています。
RADWIMPSとは2015年に行われた「RADWIMPSの胎盤」ツアーのZEPP TOKYOにて共演して、自分のやってきた音楽が間違ってなかったと実感したそうです。
米津玄師とバンプの関係
プライベートで交流があるかはわかりませんが、先ほど書いた通り米津さんはバンプの大ファンです。
バンプファンの方には有名かもしれませんが、藤くんがツアー「BFLY」で7万人収容した日産スタジアム言っていた
「7万通りの1対1がある」
米津さんは武道館のライブでこのように発言していました
「1対15,000ではなく、1対1が15,000通りある」
おそらく米津さんもバンプのライブで藤くんのMCを聞いて自分の想いと通じるところがあったのでしょう。
日本のシンガーソングライターといえば「米津玄師」と言われるくらい幅広い世代に支持されたいと願う彼に取ってリスナーの存在を尊重していることがうかがえます。
3月のライオン
画像:ナタリー
バンプがアニメ『3月のライオン』の主題歌として「アンサー」がOPに起用されEDに「ファイター」が1クールに当たる1話から11話までOPに使用されたのに対し2クール目からは米津玄師の「orion」がEDに使用されました。
この関係性をどう見るかは個人の判断に任せますが、はたして偶然だったのでしょうか?
⇒BUMP OF CHICKEN『アンサー』歌詞解釈~誰もが持っている名も知らない花という言葉~
BUMPへのオマージュ
米津玄師4枚目のアルバム『BOOTLEG』に収録の「Nighthawks」はBUMPとRADWIMPSへのオマージュを込めて制作された楽曲です。
自分に対してどうしたらいいかわからない焦燥感や不安や怒りを思い出しながら作った曲です。「明日死んでしまったら、世界が終わってしまったらどうなるだろう」とか、そういうことを考えていた頃の自分が好きだった音楽が、それこそBUMP OF CHICKENやRADWIMPSだったんですね
また米津さんは初めの頃の楽曲がどうしてもバンプっぽさが出ていると言われていましたが、見事に自分のオリジナリティある音楽へ昇華させています。
RADWIMPSにも言えることですが、憧れていたバンドの音楽に影響を受けて似てしまうのは仕方ないことなんですよね。大事なのはそれを噛み砕いて、いかに自分の音楽に吸収していけるかなんですよね。
米津玄師のイラスト
ミュージシャンとしてだけでなくイラストレーターとしても同時に活動していて、CDのジャケットやMVのイラストは米津玄師自身が手掛けています。
グッズのイラストやデザインも本人が行っており、そのデザイン性の高さからファンから定評がありヤフオクなどでも高額で取引されています。
米津玄師のイラスト集「かいじゅうずかん」も販売されています。
手描きのイラストというとやっぱりバンプ初期のCDに藤原さんが書いた歌詞カードやイラストを思い浮かべますよね。その当時はとても珍しいものでしたが、そういうアイデアってバンプが最初なんじゃないかなって思います。
やっぱりバンプってすげえな・・・
⇒BUMP OF CHICKENの人気と影響力‐どれほどすごいバンドなのかを語る‐
まとめ
こうして見てみると、バンプに影響を受けたってことは十分にわかるのですが、それ以上に我々一般人と同じく純粋なバンプファンって感じがしてとても親近感が湧きます。
なんていうですかね、バンプを好きなことを隠しきれずにいろんなところにその痕跡が残っている辺りが、自分の音楽の為だけじゃなくて、純粋にファンとして楽しんでいるのが見て取れます。
バンプと年齢を比べるとひと回りも離れていますが、米津玄師がバンプのように新しい音楽シーンを作っていってくれるのか今後の活動も目が離せません。