増川弘明のギターが上手くなるまでの道のり

BUMP OF CHICKENのギター担当の増川弘明(ヒロ)は今でこそ堂々とその演奏を披露していますが、増川さんにはギターが下手だと言われていた時期がありました。

バンプ脱退問題まであったと噂される彼が、現在に至るまでどのような苦悩があったのでしょう?

増川さんのギタリストとして歩いてきた道のりを見ていきたいと思います。

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増川弘明はギターが下手だった

ヒロがギターが下手だったということは当時のファンの人たちの間では有名で、ネットでスレが立ったりと公然の事実だったのです。

バンプ初期はヒロだけに限らずメンバー全員の演奏が下手でした。FLAME VEINの頃は演奏が荒く若さもあってか技術よりも勢いがすごいバンドでした。(まあそれがこのアルバムの良さなんですけどね)

ビデオポキール」にはライブヴァージョンの「ガラスのブルース」が収録されているので、それを見ると当時のバンプの演奏力がわかります。

演奏が下手でもここまで人気があったのは藤原基央の作る楽曲が良かったからなんでしょうね。

ギターが下手だった理由

画像:エレキギター博士

増川さんがギターが下手だった理由としては本人は左利きなのに右利き用のギターを使っていたからというのが大きいと思います。というのも学生時代に藤原さんが家でギターが弾けなかったので増川さんにギターを預かっていてもらって、そのギターを触ったのがきっかけで自分で購入したものも右利きようのギターでした。

これがどれだけ大変なことかなのかは右利きの人は左手でギターを持ってるところをイメージしればわかると思います。

ユグドラシルで置いて行かれる増川

ギターが上達しないままなんとかやってこれた増川さんですが、アルバム『ユグドラシル』の制作時に藤原さんの曲作りに対する意識が変わります。

それは現在までも一貫して続けている「曲が望む形にする」という制作スタイルでした。そのため藤原は他のメンバーにダメ出しをしたり演奏スキルの向上を要求します。チャマ、升はそのスキルに到達できましたがヒロだけは追いつけずにレコーディングに参加させてもらえませんでした。

というのも練習不足でした。増川さんは当時プライベートでも大学のことやいろいろあった時期なので練習する時間がなかったり精神的にできなったのかもしれません。

藤原さんがヒロにレコーディングに参加させないように伝えたことは藤原本人にしても、すごく苦しい決断だったと思います。子供頃から仲良しで交換日記したり、いっしょにお風呂入ったり、旅行したり・・・そんな仲の良いヒロにレコーディングに参加させないと最後通告した藤くんの心境は・・・

仲良しバンドだけではやっていけないプロのミュージシャンとしての意識との葛藤があったと思います。藤原さんは「今までに何度も肩抱き合って泣いた時もある」と言ってましたがこの時も泣いたんだと思います。

こちらに藤くんとヒロの仲良しエピソードをまとめてあります。
藤原基央と増川弘明の仲良しおもしろエピソード

そしてバンドを脱退しようかと悩んでいた頃、誕生日に藤原から増川に「fire sign」が贈られギタリストとしてバンプオブチキンに残ることを決意をします。

「fire sign」歌詞解釈と意味‐脱退を悩んだヒロに贈られた曲‐



増川弘明ギター教室に通う

2006年頃から玉城宏志というギター講師の元で増川さんはギタリストとしてのスキルを磨くためギター教室に通っていたという話を聞いたことがあります。玉城さんはさまざまなプロのミュージシャンを教えてきた実績のある方で自身も音楽活動をしています。

それでもプロのミュージシャンとしてヒロがギター教室の門を叩くまでの心境は計り知れません。普通ならプライドが邪魔をしてプロがギター教室に通ったら恥ずかしいという想いがよぎるはずです。ヒロのこの行動はかなり勇敢な選択だと言えるでしょう。

ヒロのギター演奏技術の成長

現在の増川さんのギターは安心して聴いていられるほど安定した技術があります。「ガラスのブルース」のソロポートを外していた頃とは比べ物になりません。

GGTでの「ゼロ」のアレンジもすごく良いですし、全体的にライブでのヒロのアレンジは好きですね。

PATHFINDERでも初回公演の幕張メッセでの演奏よりも回数を重ねていくたびに少しずつアレンジが加えられていきました。今でも曲の望む音を作るために日々成長していっています。

PATHFINDERに参戦した時に「下手だった頃のヒロ」を思い出してしまって、それが今はステージの上でこんなに堂々した演奏ををしていて感動したのを覚えています。

「ZIP」のインタビューでも言っていたように曲のプライオリティーが高いバンドなので、ギターの速弾きができるとか逆立ちしながらギターできるとかそういう技術よりもBUMP OF CHICKENのサウンドにどれだけ応えられるかが要求されるのです。

そういった意味でバンプのギターを任せられるのは増川弘明以外いないのです。

藤くんとも仲良しなので彼の支えになるという意味でもヒロは必要不可欠ですね。

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