涙のふるさとの楽曲情報と歌詞の意味-BUMP OF CHICKENの曲-

BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)の楽曲「涙のふるさと」を公式情報やインタビューを元に解説していきます。この記事では楽曲の解説や歌詞の意味、制作背景、MV情報などについてご紹介します。「涙のふるさと」を聴く際に参考にして下さい。

アルバム『orbital period』楽曲一覧へ


参考資料

  • ROCKIN`ON JAPAN 2006年12月号、2008年2月号
  • MUSICA 2008年1月号
  • H 2007年12月号
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涙のふるさとの楽曲情報

基本情報

バンプオブチキンの涙のふるさとのジャケット

タイトル涙のふるさと(12th single)
カップリング真っ赤な空を見ただろうか
発売日2006年11月22日
作詞作曲藤原基央
完成時期
収録作品orbital period(5th Album)
BUMP OF CHICKEN I<1999-2004>(Best Album)
タイアップロッテ『エアーズ』CMソング

BUMP OF CHICKENの「涙のふるさと」は通算12枚目のシングルです。BUMP OF CHICKENと山崎貴監督が初めてコラボした作品になります。

ドラマ『恋空』では瀬戸康史演じる桜井弘樹がライブで『涙のふるさと』を演奏していました。

前のシングル現在次のシングル
バンプオブチキンのスーパーノヴァのジャケット
supernova/カルマ
バンプオブチキンの涙のふるさとのジャケット
涙のふるさと
バンプオブチキンの花の名のジャケット
花の名

制作背景

山崎貴監督と初コラボ

出典:NAVER

「涙のふるさと」はロッテ「エアーズ」のCMソングに起用されましたが、その背景にはCMを監督した山崎貴監督から「バンプとコラボしたい」という熱烈なオファーがあり実現しました。

タイアップまでの経緯

藤原が「涙のふるさと」デモテープを完成させると、スタッフが山崎貴監督の所へ持っていき、監督が曲を気に入ったのでタイアップのオファーが来ました。

メンバー4人はプロデューサーから「監督に会ってみないか?」と言われ、アポを取りました。しかしメンバーは山崎監督の映画を見たことがなかった為、スタッフが気を利かせてTSUTAYAから4人分のDVDを借りており、4人は1日で視聴しました。

藤原は山崎貴監督がデモテープの段階の未完成の曲にもかかわらず、曲の本質を見抜こうとしてくれたことに愛情を感じ、実際に会ってみて監督を魅力的な人だと思いタイアップをすることに決まりました。

バンプ初のCM提供曲

出典:livedoor Blog

『涙のふるさと』は山崎貴監督が手掛けたロッテ「エアーズ」というチョコレートのCM曲として提供されました。CMには女優の堀北真希が出演しています。

CMタイアップはこれがバンプ初で、楽曲発表前からCMでは『涙のふるさと』が流れていましたが初期のCMにはBUMP OF CHICKENという表記はなくタイトルのみのクレジットでした。

CDジャケットのオブジェ

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN

CDジャケットのオブジェはバンプによる自作で、ホームセンターで材料を仕入れて「世田谷ものづくり学校」を借りて、11時間かけて制作されました。

撮影場所は千葉県にある「九十九里浜」です。撮影後はタワーレコード渋谷店で期間限定で展示されました。

RADWIMPS「アルトコロニーの定理」のジャケットがそっくり

RADWIMPS「アルトコロニーの定理」のジャケット

RADWIMPS(ラッドウィンプス)のアルバム「アルトコロニーの定理」のジャケットのこのキャラは「ジャックくん」というらしいですが、このちぐはぐ感、いろんな材料を使って作られてる感じ『涙のふるさと』のジャケットのオブジェと似てます。

RADWIMPSはBUMP OF CHICKENに影響を受けており、プライベートでも交流があるようなのでバンプへのオマージュではないかと思われます。

涙のふるさとのMV情報・ロケ地

出典:Yahoo! JAPAN

涙のふるさとのMV情報
監督山崎貴
撮影場所・ロケ地多摩市立西落合中学校(東京都)※現在は廃校
出演BUMP OF CHICKEN

『涙のふるさと』のMV(PV)撮影も山崎貴監督が手掛け、それまでMVを担当してきた番場監督が制作を外れたのは初となります。撮影は今は廃校になっている、多摩市立西落合中学校で行われました。

PVはCMの延長線上にある内容で、メンバーが高校生の制服を着るという指示がありましたがメンバーは照れくさいと思いながらも素直に受け入れられたそうです。



涙のふるさとの歌詞の意味

『涙のふるさと』は最初の4行《探さなきゃね~一人で行かなきゃね》を最初に書いていて、その先は後で作ろうとして長い間寝かされていました。

《会いに来たよ》というサビのフレーズがシンプル且つストレートになったのは、今までやっていることは変わっておらず、純粋に伝えたい気持ちの力量が上がったことで自然とこのフレーズになったそうです。

涙のふるさとで伝えたいこと

涙からのメッセージ

「涙のふるさと」では涙が生まれた理由と向き合う様子が描かれています。

「会いに来たよ」と連呼しているのは「涙」です。一見、涙が言葉を発して会いに来てると思ってしまいそうですが、これは擬人化したものではないと藤原は話しています。

涙が意思を持っているわけじゃないけど「会いに来たよ」と言っている気がする、そういう人間の目線から涙の意味を解釈したものです。

そのひとしずくがね。その存在自体がその台詞なんじゃねえかなって。実際にそんな声が、音情報として耳に入ってくるわけじゃないし、そんな経験したことないし、だけど、その存在そのものがメッセージになってると思ったことは何度もある

藤原基央
出典:ROCKIN‘ON JAPAN 2006 12

涙はなぜ流れるのか?

2番の歌詞で《彼の歩いた道を逆さまに辿れば着くはずさ》とあるように、頬を流れた涙の道を逆走する様子が描かれています。

そして到着した場所は「心に負った傷のある場所」で、そこが涙が生まれ育った「涙のふるさと」なのです。

涙は、心に負った傷の根源的な部分と向き合ってほしいとあなたに伝えたくて流れてきたのです

「arrows」と「涙のふるさと」の繋がり

バンプオブチキンのアローズ

「arrows」(アローズ)はアルバム『orbital period』に収録されている楽曲です。

「涙のふるさと」が涙が生まれた理由と向き合う物語なのに対し、「arrows」は涙が生まれるまでを描いた物語になっています。アルバムではこの2曲が並んで収録されており、共通する世界観を持った作品であると言えます。

「arrows」の楽曲情報と歌詞の意味へ

涙のふるさとのライブ情報

ライブでの演奏

初披露日時初披露ライブ演奏頻度
2007年7月16日HIGH LINE RECORDS 10th ANNIVERSARY ~10年目の夏~@Zepp Tokyo (東京都)

ライブ映像が収録されている作品

収録作品備考

PATHFINDER
本編10曲目に収録。アコースティックで演奏。